その4 横浜火力北線30(保土ヶ谷線18)から25
新横浜駅から河原へ。電車には大きな荷物の人が目立つ。
新幹線は指定席ほぼ満席です、自由席特急券はここで買えまーす、と駅員さんがメガホンで叫んでいた。みんないっせいに帰省しなくてもいいような世の中になるといいね。
人が移動してしまったからなのか、車は少なかった。
さて、保土ヶ谷線最後のピースを埋めるために出発。
ビルとビルの間に,送電線。前回は右側にあるはずの鉄塔でおしまい。だから今回は左側にあるはずの鉄塔から。
この様子はビルにも映っていた。時空のゆがみのような感じで。
横浜火力北線30(保土ヶ谷線18)。あくまでもまっすぐに。
次の鉄塔へ続く道。
横浜火力北線29(保土ヶ谷線19)。次の鉄塔はV字の碍子だな。
前回は川の写真を撮らなかったので、橋の上から撮っておいた。
猫がいたので見つめあっていたら、近づいてきた。
後頭部みせてくれた。
横浜火力北線28(保土ヶ谷線20)。JR鉄塔も近づいてきた。というより、もとから近くにいる。
顔も写真に撮れとのことです。
横浜火力北線27(保土ヶ谷線21)は裏表で印象が違う。
次は横浜線の線路の向こう。
一車線の幅しかないのに一方通行になっていないガードをくぐる。両方向から来た車が50センチくらいまで接近してしまったのを見た。
横浜火力北線26(保土ヶ谷線22)。
すると目の前に、三者三様な鉄塔が。
みんな、ちょっとずつ変わった型をしている。
端っこどおしはつながっている。
横浜火力北線から分岐して向こう岸の変電施設につながっている。
つながり方に特徴がある。
左右に並んでいた2回線が上下に分かれて、上に行ったほうが分岐する。
写真はいちばん上の1回線で、画面下から来た電線が分岐して左へ行く。
行った先がこれ。行きっぱなしではなく、戻ってくる。
戻ってきた電線はひとつ下の1回線に合流。
写真ではいちばん下の保土ヶ谷線が目立っているが、画面左斜め上の角から来ているのが、戻ってきた電線。
そして、次の鉄塔へ。
まあこんな具合。とにかく上を見ていたのだった。
この鉄塔の半身像。横浜火力北線25(保土ヶ谷線23)
色が薄いのはカメラが光の量かなにかを計算して調節したから薄くなったのではなく、もとから薄い。そろそろ塗り替えかな。
その5 横浜火力北線24(保土ヶ谷線24)から14(保土ヶ谷線34)まで行って保土ヶ谷線を制覇
次で川沿いの散歩はおしまい。
横浜火力北線24(保土ヶ谷線24)。24がそろった。
ひとつまえの薄色鉄塔が近く、フレームに入る。バス停のすぐ後ろだったので、バス待ち人に見守られながらの撮影だった。
バス通りを渡り、横浜火力北線23(保土ヶ谷線25)。
鉄塔の碍子部分とプレートとひとつ前の鉄塔とをひとつの画面に入れようと思ったら、中途半端になってしまった。
ついでに扉に付いている車輪とその周辺の中途半端な写真も載せてしまう。
さらにもうひとつ道路をわたる。大きな通りなので歩道橋になっている。歩道橋をのぼると、23の碍子に近くなった。いつもはみあげている碍子を横から見ることができた。
はじめの道路を渡る前から見えていたのだが、次は変電施設へ下りてくるやつ。逆光だと迫力が増す。
蜘蛛の脚のようだ。
変電所の敷地に入っていけるはずもなく、遠くから見るだけかと思ったが、裏手には近づけそうである。
横浜火力北線22-1(保土ヶ谷線26-1)。ドラキュラ。軍艦のような色使い。
横浜火力北線が下りてきているのだが、下で受ける平べったい鉄塔にも名前がついていた。
その名も、岸根線No.甲-1という。ナンバー甲。
分岐点見っけ。
これを撮ってから、望遠レンズが全く認識されなくなった。接触する部分の汚れのようだったがこの時点では原因不明。慌てた。
この付近でみられるもの。
左ふたつの矢印がおそろいでくねっとしててかわいい標識。
と、新幹線のソリッドなガード下。
ガードをくぐれば、お寺。墓地がとても広く、その広い墓地の向こうに鉄塔がある。
墓地を抜ける道はなかった。大きく迂回しながら上っていく急坂があったので、鉄塔に向かって左からぐるっとまいていく。坂の上にあった鉄塔は順番から行けば次の次だった。それくらい墓地は広い。
アパートが何軒も並んでいて、そのいちばん奥のアパートのその奥に横浜火力北線22(保土ヶ谷線26)
アパートの駐車場に車がいたので、部屋にも人がいただろう。休みでくつろいでるところへ部屋の外からシャッター音がしたらものすごく嫌だろうなと思ってそそくさとその場を離れた。
そして、坂を上り切ったところにあったため先に見ちゃった横浜火力北線21(保土ヶ谷線27)。錆がいい感じだ。
アパートが続く。おそらくここは急な山の上だし駅からもかなり遠かったので、以前は分譲物件はつくりにくかったのかもしれない。今は地下鉄の岸根公園駅がある(それでもやや遠いが)。
小さいお子さんを遊ばせていたお母さんがいたので、カメラを警戒したら悪いなと思ってそそくさと撮った。
横浜火力北線20(保土ヶ谷線28)。
次も民家、鉄塔、民家、民家みたいに家に囲まれていた。鉄塔の真ん前でバケツにくんだ水で雑巾を絞ってまさに大掃除中のかたがいた。
横浜火力北線19(保土ヶ谷線29)
家から鉄塔が生えてるみたいに近い。
月が出ていた。
広い公園で遊ぶ人びと。このままずっと冬休みならいいのに。正月より年末が好き。
次はこの階段の上に。
家と公園に囲まれた、横浜火力北線18(保土ヶ谷線30)
お寺の脇を上ってからしばらく高いところだったが、いよいよ下りていく。
坂の途中の横浜火力北線17(保土ヶ谷線31)
坂を下り切ると池があって、鳥がいた。水が澄んでいるので水をかいている脚が撮れるのではと、望遠を出すがどうしても認識しない。自分の手入れ不足を棚に上げ、メーカーに怒る心の狭いユーザー。
神奈川武道館の裏にあった横浜火力北線16(保土ヶ谷線32)。
最終は14だからいよいよだ。
この鉄塔には特徴がある。
縦に並んだ3本を1回線というので、これは4回線ある。上の2回線が横浜火力北線で下2回線が保土ヶ谷線。これら4つのうち仲間はずれがひとつある。
右の写真でいうと左上の1回線。吊り下げてある碍子がなく、送電線がだらりと続いている。
次が最後なのだ。15(33)がないのだ。
まず小さな商店街に入る。前回は向こうからこのアーチを抜けて出て来た。
いかにも看板建築がありそうな感じのところ。
あるある。
正面から。窓の横に菱形の模様が入っている。このように装飾をほどこすのも看板建築の特徴なのだそうだ。
そしてどーん。
横浜火力北線14(保土ヶ谷線34)
敷地が広い。
この敷地の広さと14の新しさから推測したのだが、以前は横浜火力北線15(保土ヶ谷線33)と、横浜火力北線14(妙蓮寺線X番)の2本の鉄塔があったのでは。それらがまとめて1本に建て替えられ、現在の横浜火力北線14になったのではなかろうか。過去の項目をよんでみたら、横浜火力北線13もないのだ。13も、もとはここにいたのかも。
そんな邪推はともかく、保土ヶ谷線が分かれていくさまを見守ろう。
よく見ると、1回線の3本を上から1、2、3としたとき、奥の赤白からは1、2、3とでてきたものが、途中でつけかえられ、手前のグレーの保土ヶ谷線35になると1、3、2になっている。捻架というやつがこれか?
これで、保土ヶ谷線全部見たことになった。
そして、2011年の鉄塔ハイキングもこれでおしまい。
そのとき、こんな空だった。
知らぬ間に制覇。
ちりが積って保土ヶ谷線。
おまけ2
看板建築の郵便局(今は営業していないようだ)