鉄塔ハイキング3 境木変電所から保土ヶ谷変電所

鉄塔ハイキング3

境木変電所から保土ヶ谷変電所

2010年11月に歩いた記録を、2020年8月、一部改編して再掲。  

横浜の坂、体感コース

出発。
境木変電所から。

次の鉄塔を並べた。2方向に分岐している。弘明寺方面(鉄塔ハイキング1)と今回向かう保土ヶ谷変電所方面。

ところで、今回のためグーグルマップを調べていたところ、地図を持たずに行った1回目、送電線のつながり方を間違えていたことがわかった。

丘に登ってみたが次の鉄塔には結局近づけず、名前は不明。となりの小さいものは近くの病院への引込線(名称は知らない)のようだ。名前が見えなかったからわからなかった。

右は、登っている途中にあった看板。GONTAは権太坂に由来しているのだろう。

次は好きな形。アシンメトリー。今日は本牧線なのか。ここで初めてわかった。またすごい坂を登ったよ。鉄塔の形にほれぼれして、何枚も撮っていた。

公園を抜けて次へ。自分専用の山をつくってもらい、その頂上にそびえ立っていた。こころなしか、そっくりかえってみえる。

次の形、見て!かっこいい。アシンメトリーいいねえ、と言っていたことも忘れ、かっこいいわあと感心してしまった。この形にしたのは土地の条件なのか送電線の条件なのか。


風向計がお好み焼きのへらのような形をしている。

次は本牧線46。青空にすっくと。

次から、あのかっこいい四角が連続した。
本牧線47。広い庭を持っている。庭木まで植えている。


本牧線48。近くの家の犬にものすごく吠えられながらの撮影となった。渾身の声で吠えていた。優秀な番犬だ。


本牧線49。周りの電柱から「あにさん!」と慕われているようだ。

階段の上り下り。横は首都高。

次に向かう途中の見晴らしのいい階段から。今回いちばん好きな風景。もう少し高いところからもっときれいに見えそうなのだが、木の葉にさえぎられていた。冬になってもう一度行ってみるか。枝だけになっているかもしれない。

四角はまだ続く。本牧線50。

本牧線51は、まるで船の舳先のようだった。

GPSのログによると、今回いちばん低かったのはこのあたり。横断歩道を渡ったら上りが待っていた。
それも坂ではなく、階段だ。
うしろ失礼しまーす。

くつろぎの邪魔するニャ。すみません。

猫に謝ってから階段を上る。上る。上って、上る。

赤い幟が立っていたのでお地蔵さんかと思ったら新築住宅だった。
その横を抜けると次。金網に囲まれていないので、近くに寄り放題。
足下も見える。選んだ写真からはわかりにくいけど四角タイプ。


鉄塔の中にカメラを持った手を伸ばし、撮ってみた。

赤い幟はあくまでも新築住宅宣伝用だったが、お地蔵さんはほんとうにいた。お地蔵さんの下の碑は道しるべになっているという珍しい形をしている。

本牧線53と54はとなりどうし。53は分岐している。そして、54はまた変わった形をしている。目指す方向は54ではない。次は何線になるのかな。

次は突然保土ヶ谷線だった。
バス停横に立っていた。

次に向かうには、バスも通るような広い道を行くこともできるがグーグルマップを信じて、細くて途中が縞模様になっている(つまり階段)道を行くことにした。
ここから階段ってなっているけど、行けるの?と思わずにいられない。行けた。

この階段は最後のほう。この5倍くらいの長さを下りてきた。

このトンネルを通っても行ける。でも細いほうへ行く。その細い道はトンネル横にある階段だ。どうみても道路管理の人しか通れない専用通路のような雰囲気だが、普通の住宅へつながっている普通の道なのだ。上ってみるとアパートの角で行き止まりになっているようだが、グーグルマップでは通れるとなっていた。ままよ、と行ってみると通じていた。道というよりすき間だよ、これ。

さて、保土ヶ谷線90。住居表示は西区になった。

先が見えないくらい急な坂。

保土ヶ谷線90と91はどちらも周りを家に囲まれていた。

次はすぐ向こうに見えているが、尾根伝いに行くことはできず、いったん坂を下りて上がらなければならない。
狭い道と階段。

階段の横にはミニ階段とミニミニ階段が。


保土ヶ谷線92を撮っていると、近所のおばさまが「カラスの巣もうないでしょ?」と話しかけてきた。カラスには悩まされてきたが、最近のカラスは巣作りが下手になったそうだ。巣の材料を運んではくるが組み立てられずよく落としてしまうとのことだ。
巣をつくると鉄塔に書いてある番号に電話すれば撤去してくれる。子育て中のカラスは凶暴で、皮膚の露出しているところを狙うので撤去作業をする人はヘルメットをかぶるだけでなく首の保護もしていた。針金ハンガーでつくったカラスの巣はなぜかほとんど青ばかり使っていたそうだ。
送電線を伝ってリスが歩いているところも見かけるとのことだった。

さすがの見晴らし。

坂を下りて、さっき見下ろした鉄塔へ。ニコニコ商店街の中にあった。

保土ヶ谷変電所?

今日のファイナル鉄塔が見えてきた。


地図上では保土ヶ谷変電所とあったが、実際にはそのような表示はなかった。保土ヶ谷線95。
鉄塔と植物は意外と似合う。鉄条網のトゲトゲとアロエのトゲトゲの二重包囲網だ。

ここから先に鉄塔はない。地下へ入るようだ。


碍子。金網の額縁。

本牧線が地下に入るのは南太田の駅前であることを偶然知った。
次はそこだ。

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